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〝食う・寝る・遊ぶ〟 家族みんなが笑顔になれる住まい
子どもがはだしで家の中を気持ちよさそうに駆け回り、転んでも痛くない床に親子でゴロンと寝転びたくなる家。自然の木と漆喰の家の気持ち良さは、子どもが体と行動で教えてくれます。こうした家を造り続けているバリア・フリー工房。今回の住まいはこの気持ち良さに加え、家の中と外をつなぐ工夫がなされています。
ダイニングの北側、リビングの南側にデッキを設け、窓を全開にするとダイニング、リビング、デッキがひと続きになり開放的な空間に。庭にはビワ、柿、レモンの木が植えてあり、今後はハーブや薬草も育てる予定とのこと。デッキでお外ご飯や天体観測、庭では家庭菜園が楽しめるT邸。出掛けなくてもわが家でいろいろな経験ができ、暮らしが豊かになる住まいです。
また、家族がどこに居ても見えるようにと、2階の仕切りを格子柱にし、1階に居る奥様と子どもの視線が合うように2階の高さは低めに設定。さらに仕切りは作らず、子どもの成長に合わせて変更できる間取りにしています。新居が完成して2カ月。T邸は、家族が笑顔でほのぼのと過ごす時間が流れています。
住まいの中と外をつなげ、窓をすべて掃き出しにしました。日常生活の中で自然と触れ合う空間があることで暮らしに奥深さが出ます。デッキライフが楽しめるようにデッキ上に軒を長く出しています。梅雨入りが早く外構工事が間に合わず、今回は家の中と外をつなげた写真をご紹介できていません。見学のご希望などの際はご連絡ください。