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想像以上に気持ちいい 生きた木と風と光との暮らし
『住まいの窓口』へ相談に行き、いろいろなハウスビルダーを紹介してもらったKさん。当初は大きなこだわりはなかったのですが、バリア・フリー工房の住まいを体感して考えが一変したと言います。「一番の衝撃は室内に入ったときの空気感。訪れたのが梅雨時期だったので、すぐに違いが分かりました」と熱く語るご夫婦。ここで同社が標準仕様にしている漆喰壁や木材の性能を知り、素材の重要性を実感したそう。同居するお母様とも意見が一致。三世代が心地よく暮らせる住まいづくりへと舵を切ったのです。
K邸が建つのは住宅街の角地。少し変形した区画に、最良の採光・通風を得られる向きで建物を配置しています。こうした自然の光や風を取り入れた造りは同社が得意とするところ。LDKとオープンでつながる小上がりの和室も3面採光で明るく開放的に。リビングと同じくらい、家族がこぞってくつろぐ場所になりました。一方で2階には細長くこぢんまりとした空間を用意。夜空を眺めるのが好きなお母様や子供たちのための〝月見部屋〟です。その時々の大事な時間を一緒に重ねていける、優しいわが家がかないました。
K様邸の立地は、角地のため採光は申し分なし。冬はダイニング続きの和室で暖を取れるよう、三方からの光を取り入れています。しかし、ただ明るいだけでなく、住まいの中に適度な陰影があるのも特長です。通風では、窓の配置と引き戸の組み合わせで木陰を抜ける風をイメージ。三世代の生活スタイルや接点も熟慮したプランになっています。