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カフェのような心地良さと 洗練されたデザインをわが家に
M図建築工房のオープンハウスをきっかけに、同社での住まいづくりを決断したTさんご夫婦。そんな二人には、外観デザインから使用する素材に至るまで、理想とするスタイルがありました。約28坪の延床面積の中で、ありったけの要望を反映しながらも、同社らしい提案をプラス。ビンテージテイストをちりばめ、個性を感じさせる住空間へと仕上げています。
『眺める家』というテーマを掲げたT邸。幼いお子様がいることもあり、キッチンからの広い視野を確保。リビングに隣接するヌックを回遊可能なセミクローズタイプにしたり、スキップフロアに設けた子供部屋にはLDKとつながる小窓を用意したり。思い思いの時間を過ごしながら、家族の様子や気配を感じられる造りが魅力です。
また、スッキリとした日常空間に貢献する収納計画にも注力。玄関ホールとランドリールームの間に大容量のファミリークロークを配置し、短い洗濯動線や着替えの時短も実現させました。ご夫婦の希望をかなえたテラスでは、友人らを招いてBBQなどを楽しみたいとのこと。家の中でも外でも有意義な時間を過ごすことができそうです。
T様邸の最大の特長は、くつろぎの図書スペースがあること。LDKと緩やかにつながり、家族共有であれこれ活用できる場所です。天井高が最大4.2mある勾配天井を用いたリビングは、南面の掃き出し窓を介して、縦にも横にも広がりを持たせました。窓の配置やサイズの工夫を凝らし、明るく開放的で、つい眺めていたくなる心地いい住まいです。