プロがオススメする最新の建築事例です
家族とつながりながら 個の空間も大切に過ごす
小中学校にも近く、子育てにぴったりの環境にある分譲地に建つK邸。大きな三角屋根、ウッドデッキがポイントのカリフォルニアスタイルの外観に、鮮やかなレモンイエローのドアが目を引きます。「ほかでは見かけないでしょう」と、リクエストしたKさんも大満足。室内も、ブルーやイエローのドアがアクセントになり、部屋に合わせて選んだクロスの演出もすてきです。
ご夫婦と子ども4人のKさん一家。まず考えたのは子供部屋のことでした。それぞれの個室を作るよりも、一人になれる場所を造るという結論に。できたのが隠れ家のようなヌックです。本やおもちゃなど、家族みんなの好きな物が詰まっています。「落ち着ける場所になりました。もう一カ所、小上がりの和室の奥も居心地がいいみたいです」と奥様が話す通り、子供たちはお気に入りの場所でそれぞれ好きなことに集中。大家族でも驚くほど室内がスッキリしているのは、ウォークインクローゼットやキッチン周りの動線の工夫が利いているから。子供たちの成長のこと、巣立った後の暮らしまで見据えた家で、にぎやかな生活がスタートしました。
まずは小学生も幼いお子様もいるK様ご一家が思い描く、現在とこれからのライフスタイルについて話を聞き、しっかり共有して進めていきました。設計当初は壁だった部分を抜いて動線を確保したり、和室部分に採光を取ったり、長く快適に暮らしていただける家を目指しました。色をポイントにしたいというKさんのイメージにぴったりの楽しい家になったと思います。