地元工務店の建築実例
プロがオススメする最新の建築事例です。
家族の物語が生まれるスキップフロアのある住まい
- 門川町／Ｍ邸
- 【施工エリア】
- 【面積】延床：110.09㎡（33.30坪）
1階：64.07㎡（19.38坪）
2階：46.02㎡（13.92坪） - 【構造】工法：木造軸組在来工法／基礎：ベタ基礎
- 【建築本体価格帯】2,000〜2,500万円
いつも自然体でいられる 安らぎに満ちた空間
「自分たちの住まいづくりを考えていた頃、遊びに行った友人宅がとてもすてきだったんです」。その住宅の設計・デザインを担当した、いなだ木工を介して施工の上田工業とつながり、三者一体となってプランを練り上げました。Ｍ邸のコンセプトは〝ヨーロッパの田舎の家〟。設計では、希望する建築予算の範囲内で、五感に訴えるような空間づくりに気を配ったといいます。塗り壁やビンテージ加工を施した木材、印象を引き締めるアイアンなど、素材の質感を表現するバランスには特に注意したとか。「住んで１年ほどですが、気に入らないところがありません！」とご夫婦が口をそろえるのも納得です。
住空間では、リビングのスキップフロアが大きな特長。ダイニングキッチンと一体感を持たせつつ、異なる雰囲気になるよう照明をシンボリックなシャンデリアに。娘さんが階段に座って絵本を読んだり、ご主人の書斎が備わっていたりと、家族が自然と集まるスペースになっています。
キッチンはちょっと変わったＬ字型。ダイニングと対面になっていますが、リビング側が広く開いているので動線がスムーズなんです。奥行きを確保して、両サイドにオープン棚を設置。数歩の範囲で欲しいものに手が届くので、家事の時短にもなりそうです。
木・土・鉄の素材表現を大切にした空間づくり
〝ヨーロッパの田舎の家〟というコンセプトと、Ｍ様ご夫妻の要望に応える住まいづくりを目指しました。室内に現した柱や梁には、一見すると古材のように見える加工を。どれだけビンテージ感を出すかなど、Ｍ様と細かく打ち合わせしながら、一つずつ丁寧に仕上げています。デザインはもちろん、住み心地や使い勝手まで、期待以上のものになるよう全力で取り組むのが当社のモットーです。
