プロがオススメする最新の建築事例です
天然木を随所に使い、日本建築の技術を活かす
緑豊かで閑静な住宅地に建つ、黄土色の塗り壁と切妻屋根が美しい本格的な和風住宅。「木に囲まれた心地よい空間で、毎日のんびり暮らしてほしい」との想いを込め、㈲ヒラシマの平島社長が両親のためにと建設しました。ケヤキ、クワ、スギなどの大きな一本丸太の柱を家の随所に配置。大きな天然木の梁や板張りの天井など、木を贅沢に使っているため、築7年にも関わらず、今でも木の香りに包まれています。
リビング・ダイニングは約20帖。東面に大開口の窓を設け、暖かな日差しがしっかりと入る間取りに。「夏は涼しく、冬は暖かいんです。リビングの天井も高いから癒されます」と、お母様。先々、足腰が弱って車いす生活になってもいいようにと、間口を広く取り家中すべてに段差のないバリアフリーに仕上げました。収納スペースもたっぷり設けてあるため、家具を室内に置くことなく、スッキリ片付けて暮らすことができます。
平島社長が「家づくりへの想いをすべて込めた」と言うだけあって、真壁造りの塗り壁に腰壁を配置するなど贅沢な設え。加えてオーダーメードの建具など木の風合いが、住む人の気持ちを穏やかにしてくれます。おかげで家のどこに居ても森林浴をしているような気分に。平島邸は、「長生きしてほしい」の願いが随所に込められた、親想いの住宅です。
木のぬくもり、温かさを床・天井に設え、家族みんなが和む住まいになりました。高温多湿な気候の宮崎でも、森林の中に入ると何となく深呼吸をして和める。そんな自然の心地よさを、家の中でも感じられるような空間づくりがモットーです。建材店の知識を活かし、最新で機能性の高いアイテムを取り入れ、家族構成や生活スタイルの違いに合わせたオリジナルの家づくりを行っています。