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わが家流を詰め込んだ カリフォルニアスタイル
〝住みたい家〟に対して、明確なイメージを持っていたSさんご夫婦。ひむか森林ホームの建てた住宅を初めて見たときは、自分たちの理想とはテイストが違うと感じたそうです。しかし同社は、施主の要望に合わせた住まいづくりが得意分野。「それを知って、担当者に思いの丈をぶつけてみたら、とても盛り上がって(笑)」。ご夫婦の好みは、これまで手掛けたことの無いカリフォルニアスタイルの住まいでした。そこで二人のイメージや具体案を基礎に、同社が木材の選定や間取りを整理。いい家にしたいという互いのこだわりや熱意が噛み合い、想像以上の仕上がりと住み心地になったと言います。
アメリカンハウスでは定番のカバードポーチ。デッキ床板を幕板より少しだけ出す仕上げ方やポーチ柱のデザイン、マリンランプなど、ここだけでもたくさんのこだわりが詰め込まれています。間取りはキッチンを中心に、廊下を設けず各空間を配置。リビング・ダイニングとの一体感もあり、子供たちが自然と料理の手伝いをするように。家族団らんの時間が増え、「休日はもっぱらわが家でのんびり」という、ライフスタイルを満喫しているようです。
細部にまでこだわったカリフォルニアスタイルの住宅は、ほぼ初めての試み。S様ご夫妻の確立したイメージに近づけるため、試行錯誤しながらも楽しく挑戦することができました。大まかな間取りは奥様の要望ですが、和室は特別感を高められるよう「小上がりにしては」と提案を。光や風がよく入る、開放的な空間づくりにも注力しています。