オススメまずは、現在持っているモノを把握しましょう。前ページで紹介したピラミッド図の一番下にある「整理」から実践していきます。ただし、漠然と整理していては時間や手間ばかりかかる可能性あり。以下の方法で可視化を進めていくと頭の中も整理されていくはずです。新居に必要なモノを整理し、不要なモノは処分へ。エリアごとに書き出すと把握しやすいです。例えばキッチンならシンク下、コンロ下、吊り戸棚など、既存の収納に何をしまっているかを一覧にします。まとめ買いか、都度買いか。買い物のやり方によって収納スペースも異なってきます。朝起きて出かけるまで~帰宅して寝るまで、自分がどう動いて何に触れるかを想像すると整理しやすくなります。新居での収納配置や動線配慮にも役立つはず。新居の収納計画で、どこに置くかの目安になります。使用頻度が高いモノは近くに、低いモノは遠くてもOKです。答えは、「ファーストプランの前」。収納計画って実は、土地やビルダー探しと並行して進めてもらいたいくらい、住まいづくりの準備として重要なステップなのです。自分たちの生活にはどんな収納が必要なのかが事前に把握できれば、より具体的で充実したプランニングにつなげられます。お片付け動画を活用。子どもと一緒に見て、やり方を学ぶ。おもちゃBOXの仕分けなども初めは少しでOK。自分で納得して仕分けることが大切。怒られるから片付けるのではなく、片付くと気持ちいいから片付けるという意識を育む。おもちゃBOXの仕分けは意外と自分でできる。未就学児の片付けの基本は、使ったモノは元あった場所に戻すこと。定位置を決めて、大きめのカゴでざっくり片付けるといい。使わないけど手離したくないモノもあります。処分することに痛みがあるなら、すぐに捨てなくて大丈夫。一時保管する箱を用意してその中へ。箱には1年後の日付(期限)を書き、日常的に見える場所に置いておきます。期限になったら中身を見返して再判断を。小学生以上小学生以下レゴやLaQなど、小さいパーツがいっぱいのおもちゃで遊ぶときは、あらかじめ園芸シート(土などがこぼれないようトレイ状にできるタイプ)を広げて、その中で使うルールにすると後片付けがラク!column 0224●ルールは子どもと一緒につくる●子どもに決意表明をさせる●話し合う時間を惜しまない●子どもの気持ちを聞き、自分の気持ちも伝える●守れないときなどはルールの見直しを行う子どもの『お片付け育』に挑戦!収納計画を実践するなら、子どもの『お片付け育』にもチャレンジしてみませんか。子どもの年齢や性格にもよるのでひとくくりにはできないけれど、ぜひ参考にしてみてください!モノはどれくらいあるか?ストックはどのように管理しているか?● ルールづくりをする自分で決めたことは守ろう、という気持ちが強くなります。そのために子どもの意見をちゃんと聞き、話し合うことが大事。これは家庭内のルールづくりにも通じる手法です。毎日どこで何を使っているか?使用頻度が高いモノ&低いモノを分ける● 片付けの方法を学ぶそもそも片付けのやり方が分からない子どももいるかもしれません。仕分けの方法を学び、片付けの楽しさや達成感を感じることができれば、片付ける意欲が高まるはず!処分が難しいモノは?「今あるモノ」を掌握せよ!「収納計画」はいつ始めるの?快適収納へ続く「可視化」を実践しよう!START
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