みんなが自然と集まる 多機能リビングのある住まい

2階建てだった実家の建て替えにあたり、敷地内にわが家を計画したIさん。「子育て中は便利だけど、夫婦暮らしになると持て余すことを実家で経験したから」と、新居では最初から平屋建てをリクエストしました。3人の子供たちの部屋は、歳の差に合わせて大きめ1部屋+小さめ1部屋。成長や家族構成に応じて使い分けができるため、将来も空間が無駄になることはありません。もちろん、生活&家事の利便性も向上。家族やゲストが交流しやすくなり、「来客が増えて毎日にぎやかですよ」とご夫婦もうれしそう。
LDKを中心に水回りや個室を配置したため、動線がリビングで交わります。だから思い思いに過ごしていても、みんなが自然と顔を合わせることに。リビングの中に和室やキッチンカウンターを配置して、多機能に仕上げたのも魅力的なポイント。高校受験を控えたお姉ちゃんも、自室にこもらずリビングで勉強するほどです。「全員がリビングにいるから個室がキレイ(笑)」と意外なメリットもあったとか。キッチンは、娘さんたちと一緒に料理ができる広さを確保。わが家でのだんらんがより楽しくなる住まいになりました。

築60年のフルリフォームで セカンドライフをより快適に

築60年以上の住宅をフルリフォームしたU邸。もともと同じ地域に暮らしていたご夫婦ですが、受け継いだ実家を放っておけないと、手を入れて移り住むことに。二人が真っ先に相談したのは永倉建設でした。「以前、窓の交換をお願いしたときの丁寧な仕事ぶりが気に入ってね」とご主人。奥様は「担当スタッフが女性だったので、共感してもらえる部分が多くてスムーズに進められました」。間取りや使い勝手に関しては住み手のニーズを盛り込みながら、バリアフリーや動線配慮に注力。基礎や構造の補強、断熱性能の向上も行い、快適かつ安心・安全に過ごせる住空間に生まれ変わっています。
大きく変わったのはLDK。以前は独立したキッチンと和室2間続きだったスペースを、間仕切りのないLDKと続き間で使える和室へ。部屋数を絞り、その分を広さに還元しました。また、トイレの位置は主寝室の近くに移動。年齢を重ねても使いやすいよう工夫されています。一方で、片付け上手な奥様がこだわったのは収納です。事前に何をどこにしまうかを想定し、棚板の数や奥行きまでを決定。理想とする「スッキリと暮らす」をかなえました。

自然素材に包まれた空間が かなえる心地よい暮らし

天然木の床材や板壁、珊瑚などを原料にした塗り壁など、自然素材に包まれた空間が印象的なH邸。こだわりの内装仕上げですが、実は樋渡建設の住まいづくりではこれが標準仕様なんです。「特に子どもが安心して成長できる住環境を整えたい」。同社の思いは、使う素材やアフターメンテナンスの充実にも表れています。小学1年生の子どもを持つHさん夫妻も、そんな真摯な姿勢や考えに共感。「社長が大工職人でもあり、要望への対応が的確。親しみやすく、何でも相談できる雰囲気をつくってもらえたのもよかったですね」。
H邸のテーマは、家族で過ごす時間を大切にすること。廊下を省き、LDKから各部屋へつながる間取りは、リビングに集まりやすく、生活の中で自然とコミュニケーションを生みます。和室は続き間で使えるようフラットに。ロールカーテンで仕切るため、ふだんは上げて空間を広く、下げれば個室風にとシチュエーションに応じて使えるのも魅力です。また、2×4工法+屋根の二重断熱により、気密・断熱性能がさらにアップ。取材した11月でも、「暖房不要。しかも半袖で過ごせます」と快適さを実感していました。

住み手目線の快適&安心が ギュッと詰まった常設展示場

タナカホーム都城本社の道路向かいに建つ常設モデルハウス。「広く澄みわたる空に包まれるような暮らし」というコンセプトを掲げ、中庭を活かしながら、各空間へつながりを持たせた間取りを実現しています。ここでは、住宅の中心に中庭を配置し、室内と接するすべての面から採光を確保しました。明るさや開放感はもとより、窓越しに空間の奥行きが見えることで、体感的な広がりを感じられるのも特長。限られた敷地で干渉されない庭を造りたい場合や、隣家が近い住宅地などでも注目されているプランです。
また、住み手の快適性や安心に関する取り組みも見逃せません。強い構造を実現する金物工法に、トリプルガラス+樹脂フレーム窓+内と外のダブル断熱を加えた、同社オリジナルの『MeTAS(ミタス)工法』を採用。なんと制震ダンパー『ミライエ』も標準装備です。モデルハウスで過ごせば分かるのですが、室内は街中とは思えないほどの静かさ。断熱性も高いので、冷暖房効率も抜群。真冬・真夏なら、その効果をさらに実感できるはず。簡単な実験装置などもあり、こだわりの住まいづくりに触れることができます。

暮らしにさり気なくなじむ 魅力的なビンテージの風合い

「友人のSNSで見掛けたSmile工房の住宅を一目で気に入ってしまって」と、うれしそうに話すご主人。以前からアンティークな雰囲気が好きだったご夫婦は、さっそく完成見学会へ。イメージ通りのデザインに「ここしかない!」と即決したそうです。それほどまでにほれ込んだ住まいは、フランスの田舎にあるような、素朴でナチュラルな佇まいが特長。漆喰壁や古材のような柱や梁、建具などが空間と調和した独自のスタイルです。仕上げに関しては、同社ならではのテクニックや感性がちりばめられていました。
以前の住まいでもリビングで過ごす時間が多かったことから、LDKをみんなの居場所と定義。家族もゲストもくつろげるよう、広さと心地よさ、使いやすさを重視したと言います。素朴感を出すために、〝もったり〟したゆるいRの塗り壁やアンティーク加工された梁、リビングの造形モルタルに高いレベルでの手仕事を実感。ご夫婦も納得の空間に仕上がっています。また、奥様の帰宅後のルーティンを円滑にする動線配慮で効率を高め、家事の時短と睡眠時間の確保を実現。ライフスタイルや将来を見据えたプランの提案もさすがです。

平屋を楽しむ ガレージを愉しむ

Smile工房の見学会で見た、ガレージのある家を気に入ったのが始まりだったというE邸。手に入れた土地は、南側にマンションがあるなど、制約が多かったため、当初は購入をためらっていたと言います。
しかし、同社からの提案を受け、気持ちに大きな変化が。女性担当者ならではの細やかなプランニングに加え、二つの問題もしっかり解決。家づくりが大きく進みました。「女性の提案だけに収納もたっぷりあり、家事動線のことをあえて言わなくても納得の間取りで、文句なしでした」と奥様は話します。
ご主人の自慢は車2台が入るビルトインガレージ。趣味のDIYを楽しむための空間と机も用意されました。奥様のお気に入りは、洗濯を干してそのまま収納できる便利な家事動線やウッドカウンターが付いたキッチン。家族の動きが見渡せ、カウンターでほっと一息つく時間も心地良いのだとか。「老後に畳にのんびり座ってくつろぐ時間が欲しくて、小上がりの和室もお願いしました」。家事の負担を軽減し、子育てがしやすく、夫婦の好きな居場所がある家が完成して大満足のEさんです。

移り変わるテイストに 調和していくシンプルな空間

白を基調とした壁紙に、モノトーンの配色が際立つLDK。無垢材でそろえた床や家具との相性もよく、落ち着いた印象を与えます。住まいづくりで大切にしたことを尋ねると、奥様から「飽きずに暮らせるようにしたいと考えていました」と返事が。壁紙をシンプルにしたのも、いつかご夫婦の好きなテイストが変化した場合に備えてのこと。確かに白がベースなら、アレンジの幅が大きく広がるはず。また、汚れが目立つ色なので、掃除もまめになったそう。清潔で居心地のいい環境づくりにも一役買っているようです。
立地条件を活かし、南面を広く確保。日当たり抜群のリビングは、この冬一番のくつろぎスポットになっています。キッチンは中廊下を挟んで水回りとつながる配置で、家事動線をコンパクトに。モルタルの質感に似た左官材(モールテックス)で仕上げたカウンターにもこだわりました。プライベートゾーンは北西面に集約されており、リビングとキッチンのドアを閉めれば生活感が見えることもありません。これから少しずつ家具をそろえたり、庭を整えたりしたいと話すKさんご夫婦。住まいづくりはまだまだ続きます。

お気に入りをギュッと集めた くつろぎの住まいで暮らす

結婚してすぐに、住まいづくりを意識したというFさんご夫婦。これからともに過ごす長い時間を、より豊かに過ごすために選んだビルダーがひむか森林ホームでした。見えない場所(構造躯体や住宅性能)にこだわる同社の姿勢への共感とともに、大きな決め手になったのがデザイン性の高さ。「自分たちらしい、飽きのこない住空間をつくりたい」と、打ち合わせを重ねたと言います。ゆったりくつろげるリビングや和室、スタイリッシュな主寝室など、二人が描くイメージを具現化した安らぎの住空間が完成しました。
F邸のLDKは、水回りやウッドデッキ、各部屋へつながる動線の起点です。そのため自然と顔を合わせることが可能。これから家族が増えていっても、LDKでの会話が弾む住まいになりそうです。また、将来の暮らしに配慮して、主寝室を1階に配置しました。ワンフロアで生活を完結できる平屋ベースのプランは、まだ若いご夫婦も「住みやすい」と好評。住宅地に建つことから、採光性を高める工夫も見逃せません。間取りの中央に位置する洗面室には天窓を設け、朝も気持ちよく準備できる環境を整えています。

限られた条件を強みに変えて ミニマルな暮らしの魅力に

「この土地ならどんな家ができますか」。Sさん夫妻がフォレストで最初に投げ掛けた質問です。わが家を建てると決めた場所は、生活道路に細長い通路が接する旗竿地。要望などを聞くこともなく作成されたファーストプランに、二人は衝撃を受けたと言います。理由は、差し出された紙の中に、自分たちが思い描く暮らしが息づいていたから。その後、同社の住まいづくりの姿勢やこだわりを聞いてさらに魅了されたそう。丁寧に選んだ自然素材を使用したシンプルで心地いい空間は、すっかり家族みんなの自慢になっています。
住宅地の中の旗竿地。文字だけ見るとなかなか厳しい条件です。しかし、S邸に一歩足を踏み入れると、そんな要素はみじんも感じられません。隣家の生け垣や長方形の敷地など、環境を生かしたアイデアがちりばめられていました。特筆したいのは、プライベート感あふれるデッキテラス。深い軒が備わっているのですが、これはLDKからの眺めを美しく切り取る役割も。また、室内の引き戸を開ければ一体感がアップ。適所に設けた窓とそこから見える景色の演出と相まって、ゆったりと穏やかな雰囲気を宿す住まいです。

のどかな風景を取り込み 安息の時間を紡ぐ

近くには田園風景が広がり、遠くに緑濃い山並みを望む環境。のんびりとした集落の一角に、A邸は建っています。周囲の風景とのバランスにも心使いを怠らないフォレストの住まいづくり。青い空と豊かな大地を映したような外観は、思わず見入ってしまうほどです。敷地に対して、建物のサイズは意外とコンパクト。南面を大きく取れる好立地ですが、あえて南庭もウッドデッキも控え目に造られています。その代わり、北面にも細長い庭と濡れ縁、そして2連の掃き出し窓を。南北の開口が風の流れを生み、多彩な景色を楽しめる住空間をかなえました。
間取りで印象的なのは、フラットにつながる和室を介した回遊動線。玄関とダイニングに面した引き戸があり、開け閉めによって用途や動線をコントロールできます。座った際に地窓からのぞく北庭の風情は、ゲストへのおもてなしにも一役買ってくれるのでは。動線の工夫や窓と植栽の組み合わせによる〝抜け〟と〝景色〟が、生活の中に開放感やゆとりをもたらすのも大きな魅力。Aさん家族の生き生きとしたライフスタイルや、暮らし心地の良さを引き出す鍵にもなるはずです。

いつもの毎日がいとおしくなる くつろぎと癒しのわが家

モノ選びに関して、「お互いにこだわりが強いんです」と笑うFさんご夫婦。生涯で一番といっていいほどの買い物であるマイホームならなおさらです。そんな二人が心引かれたビルダーがフォレストでした。同社は、周囲の環境に調和する心地いい空間&庭を重視した、提案型の住まいづくりを行っています。料理人であるご主人も使いやすいキッチンや和室といった要望を盛り込みながらも、リゾートの雰囲気をまとったファーストプランに一目惚れ。日常に豊かな時間を生み出す、唯一無二の住まいが完成しました。
中でも特筆したいのは、小上がりの和室です。シンプルですが、細部まで配慮したデザインや色使いはインパクト抜群。玄関ホールからも目に付く配置のため、フォーカルポイントとしての役割も。訪れた友人から「なにここ。家族の生活の中心となるのはLDK。庭に面した全開口窓を開ければ、屋外との一体感が味わえます。景色を満喫できるソファは、3歳になる娘さんのお気に入り。「外食も外出も激減しました」の言葉から、F邸の居心地の良さが想像できます。

家族がぎゅっと近くなる コンパクトでもゆとりある空間

グリーンと木目の外観がおしゃれなH邸。どちらかと言えば、洋風な感じがしますが、玄関扉を開くと雰囲気が一転します。「Sumikaを見て、MOTO設計工房の家づくりを一目で気に入った」と言うご夫妻。要望したのは、木をふんだんに使った和の空間と、子どもが巣立った老後を考えて広すぎずコンパクトでありながら、必要な部屋数を確保するというものでした。
そこで横山代表が考えたのが、ダイニングとリビングを一体化し、小上がりの和室を隣接させること。廊下を無くし、キッチンまでも取り込んだプランにすることで、15坪程度の1階ですが、数字以上の広さを感じます。さらに、キッチンの後ろには洗面・浴室を設けてあるので回遊性も抜群です。
もう一つの見どころが玄関の上に設けられた内バルコニー。1階から見上げるとキャットウォークのようですが、2階に行くと一つのスペースとして使えるようになっています。新居に引っ越してからは、「家に帰って来るのが楽しくなりました。気持ちがほっこりして怒らなくなりましたね」と奥様。家族がぎゅっと近くなれる暮らしは、絆をさらに深める効果もあるようです。

木造伝統工法で造る 自然素材で健康的な住まい

施工会社を決めるまでは、いくつかの住宅会社の物件を見て回ったSさんご夫妻。そんな中、マイホームの無料相談所「住まいの窓口宮崎店」を通じMOTO設計工房と出会ったと言います。要望したのは、将来を考慮して1階はご主人が営む整骨院のスペース、2階を家族4人が暮らす間取りにすることでした。ほとんどがお任せだったというその仕上がりは、どの部屋も木の香漂う心落ち着く空間となりました。
「できる限り自然のモノを使いながら、健康に暮らせて使い勝手のいい家を意識しました」と代表の横山さん。多くの木造伝統工法の家づくりに携わり、強さとやすらぎのある住まい造りを得意としています。S邸もなるべく金物を使わず、木製の栓などを使用した日本古来の伝統工法を駆使。また、限られた空間をいかに使いやすくするかを考え、細かなところまでこだわった設計は、動きやすさと開放感を実現しました。
随所に木目を活かして張られた壁板など、木が表情豊かに家族を包んでくれる住まいに「温かみがあって過ごしやすく、ホッとできる」と家族全員が大満足。設計の妙と職人の確かな技術が納得の住まいを完成させました。

木造りの醍醐味を感じられる ゼロエネ・ゼロ光熱費の家

長友ホームの住まいづくりへの思いが詰まった、都城市野々美谷町のモデルハウスです。「木づかいの家〝桧粋〟」という名称の通り、ヒノキやスギを用いた、伝統的な真壁造りが大きな特長。建てられてから9年が経ち、現した梁や柱、床、建具などの天然木は味わい深い色に変化してきています。同社が提案するのは、地域の気候風土に適した木造在来工法の住宅。木を活かした住まいや自然素材での仕上げに興味を持っているなら、ここで年月とともになじんでいく素材の風合いを確かめるのもオススメです。
一方で気密性・断熱性に優れた仕様で、省エネに貢献する高性能住宅の一面も。基礎断熱を活かすべく、床下エアコンを装備。冬は足元から温かくなるため、水回りやダイニング・キッチンをタイル張りにすることもできます。2階まで一体感を持たせた広々としたLDKですが、夏はエアコン1台で賄えるとのこと。真冬・真夏に来場すれば、性能の高さをより実感できそうです。太陽光発電設備の情報や知識も豊富で、将来や災害に備えたアドバイスもお任せ。ぜひご自身の五感で、木の家の魅力に触れてみてください。

いつまでも家族が伸び伸びと 過ごせる住まいを具現化

限られた敷地での平屋建てにこだわったM邸。見逃せないのは、29坪弱のコンパクトな延床面積で実現した、家族5人がリラックスできる間取りです。住宅地という立地環境を踏まえ、最初に玄関や駐車場の位置を決定。手前には子供部屋などのプライベートゾーン、奥にみんなが集うLDKや水回りを配置しています。理由は、パブリックゾーンを側道から離すことで外からの視線が減り、プライバシー度が高まるから。南面には庭を設けて、隣家とも適度な距離を確保。自然体で暮らせる住空間を整えました。
リビングには和室を併設させ、屋根なりの勾配天井で開放感を演出。デッキから外へのつながりとの相乗効果で、体感的な広がりをもたらします。M邸の内装仕上げはシンプルが基本。その中で、リビングの壁紙や吹き抜けの構造現しでアクセントを付けました。また、三姉妹の子供部屋にはロフトベッドを造作してスペースを有効活用。女子率の高い家族構成のため、洗面室と脱衣室の間に引き戸を設け、子供たちが成長してからも気兼ねなく使える工夫を。ZEH性能にもこだわった、エコで快適な毎日をかなえる住まいです。

動線と各部屋が広い間取りで ストレスを感じない家に

家を建てる前は、部屋の狭さにストレスを感じていたというMさん。家づくりの際、一番に要望したのは、子ども2人が家で走り回っても気にならないぐらい広いリビングのあるストレスから解放される家でした。
「室内にモノを置かずにスッキリさせて、家の中のドア類は高さのあるハイドアでゆったりした雰囲気にしました」とMさん。完成したわが家は、部屋全体にゆとりがあり、リッチな気分で過ごせる納得の住まいでした。玄関に靴や道具が散らからないよう、シューズクロークを広くし、吹き抜けの玄関は天窓も付けて明るく開放的。「ガレージはビルトイン式なので、雨の日でもぬれることなく、買い物の荷物などを車から出し入れできるので、ストレスが減りました」と奥様も大満足です。脱衣所からウォークスルーとランドリールームが一直線の動線で並び、洗濯のストレスが軽減されたのもお気に入りのポイントだとか。
友人を家に呼ぶために、玄関からリビングまではパブリックスペースとして使える出入り自由な空間を確保。奥には寝室や子供部屋をまとめて家族だけが使えるように区切ってあります。暮らし手の希望をカタチにした、好事例と言えそうです。

こだわりを盛り込んで 自然体で暮らせるわが家に

青年団を通じて、上原林業の上原社長と知り合ったご主人。その人柄や同社が掲げる建築コンセプト(県産材の使用、耐震性・耐久性の高さなど)に引かれ、住まいづくりを託す決断をしたと言います。圧巻はご主人の理想をかなえた、ゆとりあるリビングスペース。大きな吹き抜けに加え、白を基調にした内装仕上げがさらなる広がりを生み出します。その中でアクセントになっているのが、オリジナルのスチール製階段。「スッキリ見せたい」との要望を踏まえ、細身でシンプルに。空間の邪魔にならない洗練されたなデザインです。
基本的には1階で生活が完結できる間取り。これは階段嫌いの奥様からのリクエストでした。2階は子供部屋と書斎のため、ふだんは階段を使わずに済みます。「もし2階の電気の消し忘れがあったときも、リビングから消灯できるスイッチを用意してあるんですよ」とにっこり。ご夫婦のこだわりによるT邸の個性は庭にも発揮されています。なんと、テラスからつながる庭一面がすべてタイル張りに!手入れもラクな上、子どもの三輪車遊びもスイスイ。家族が自然体で暮らせる、満足の住まいになりました。

IoT導入の次世代型住宅で 暮らしにゆとりと豊かさを

利便性が高い静かな住宅地に建てられた森建築の『大塚分譲モデルハウス』。つい外観のインパクトに目を奪われてしまいますが、真骨頂はその性能にありました。同社が提供する注文住宅と同様に、断熱・耐震はともに最高等級。さらに、IoTを取り入れた次世代型住宅となっています。ここでは、外出先からスマホなどを経由して照明やエアコン、インターホンなどの遠隔操作が可能。温かな部屋に帰れたり、子どもの帰宅を職場で確認できたり。共働きや子育て世帯は特に、家事の時短・防犯につながりそうです。
内部空間は、庭に開いた複数の窓とダイナミックな吹き抜けが相まった、リゾート地のような開放感が魅力。室内は白をメインに、天然木を印象的にあしらってナチュラルな雰囲気を醸し出しています。2階には家族で共有できるライブラリースペースを用意。子どもの勉強やご夫婦の書斎など、家族のライフスタイルに応じた使い方を想像するのも楽しいのでは。もちろん、暮らしやすさをサポートする円滑な家事動線への配慮も抜かりありません。ぜひ現地に足を運んで、洗練された住空間をご体感ください。

独創性豊かで高品位 ビッグスケールの平屋

社員の雰囲気の良さと丁寧な仕事ぶりに惹かれ、「森建築さんで家づくりがしたいと、迷わず即決しました」と語るIさん。営業の仕事に携わっていることもあり、ここなら安心して任せられると直感したと言います。
「50坪以上の大きな平屋を建てたい。そして、造るからにはとことん良いものを提案してください」という強い気持ちに応え、完成したのはバイクガレージとインナーガレージを設けた伸びやかな平屋でした。さらにデザイン性も追求。約30帖のLDKは、大開口の窓と長く伸ばした軒、ウッドデッキとの組み合わせにより、屋外へとつながる奥行きのある風景を室内から望むことができます。室内は、ウォールナットの床材をはじめ、黒を基調にした住宅設備、間接照明までをシックなイメージで統一。セレクトしたIさんのセンスやこだわりが、視覚からダイレクトに伝わってきます。
ガレージはリビングや書斎から見える造り。パパの帰宅にタイムラグ無く子どものお出迎えがあれば、疲れも吹き飛びそう。住宅性能だけでなく、独創性のある高品位でビッグスケールな住空間に、大満足のIさん家族です。

子育てが楽しくなる オープンリビングな住まい

玄関からリビング方向に進むと驚くほどの大空間が広がります。リビングと向かい合わせに和室があり、その横側には通路を挟んでキッチン・ダイニング。空間を遮る建具などの仕切りはなく、モノも収納スペースに整頓しているので、いつもおしゃれにスッキリと生活することができます。「2階には寝るときに上がるくらいで、ほとんどここで過ごしています」と奥様。家族が自然と集まる空間に大満足の様子です。
「幼い子どもがいるから、目が行き届く住まいにしたい」との思いから今回の間取りが完成しました。最初は、キッチンとリビングの間を壁で仕切っていましたが、見通せないため柱に変更。そうすることで、どこに居ても見通せるだけでなく、スタイリッシュな雰囲気もプラスされています。
キッチンの後ろにはパントリー、洗面・浴室、トイレをL字型に間取り、玄関へとつなげています。回遊できることで、ママが見えなくて「居ない!」と泣くこともなくなったそう。間取りだけでなく、部屋ごとにクロスを変える工夫や洗面室、トイレへの扉の色も一つ一つ変えるなど、暮らしを楽しくするための参考になりそうです。

スーパーウォールで快適な アメリカンハウス

外気温は7℃、しとしとと雨が降る日でも家の中はエアコン一台で暖かくてさらりとした気持ちの良い空気が流れています。N邸は、高気密・高断熱・高耐震構造のスーパーウォール工法の家なので、外の冷たい空気を中に入れず、家の中で暖めた空気が逃げないため、いつも適温の空気が家中を快適に保ってくれています。
間取りでこだわった部分はキッチン。バーカウンターのあるL字型のデザインは、奥様が友達を招いて楽しい時間を過ごしたいと憧れていたもの。それを踏まえた間取りは、担当者とご夫妻が一緒になってつくり上げました。
人と人がぶつからないように広めにキッチンスペースを取り、横にはパントリーを設けました。その奥にトイレ、洗面・浴室を並べ、回遊性のある動線に。「家事がしやすい」と奥様も大満足のようです。
キッチン前のリビングではご主人がくつろぎ、和室では子どもが遊べる住まい。天気の日はウッドデッキでティータイムを取りながら子どもと愛犬が芝生を駆け回る。どの部屋に居ても家族の気配が感じ合える安心で快適な暮らしがそこにありました。

空間のつながり、家族のつながりを 大切にした包容力のある住まい

味わい深い配色が住空間のアクセントになっているK邸。アンティーク仕上げの梁や床など、無垢材が醸す温かな雰囲気に加え、ドアのカラーリングも注目です。奥様自ら、大好きな寒色系でコーディネートしたとのこと。一枚ずつ異なるのに、しっくりなじむ。そのセレクトにセンスのよさがあふれています。家族が集まるLDKは、勾配天井と庭への奥行きが相まった開放的な空間に。ポイントは、リビングとフラットでつながるウッドデッキ。庭との境があいまいになり、室内に居ても外への広がりを体感できるのです。
構造的には2階建てですが、感覚的には1・5階建て。というのも、子供部屋が中2階の位置にあるから。「階段が欲しい」という娘さんたちの要望に応えつつ、平屋の生活しやすさも取り入れたプランになりました。中2階の下は半地下の蔵収納に。基礎部分を床にしているので、大人でもかがまずスムーズな移動が可能。収納はもちろん、シアタールームとしての活用も予定しているそうです。自宅であれこれ楽しめるスペースが設けられているのはK邸の大きな魅力。毎日の暮らしをワクワクさせてくれる住まいの完成です。

豊かな暮らしをかなえる コンパクトな北欧スタイル

ご夫婦の要望に応じて、木の温もりを大切にしたH邸。梁を現わしたり、腰壁や床に無垢材を使ったり。ナチュラルかつ落ち着きを感じられる、北欧風のスタイルを意識した仕上がりが魅力です。加えて限られた敷地をフル活用した、コンパクトでも広く使える間取りにも注目したいところ。生活や家事がしやすい合理的なレイアウトですが、随所にmikiデザインハウスらしい小味のきいたデザインがちりばめられています。例えば、奥様が多くの時間を過ごすキッチンの背面収納はスタイルに合わせて造作。飾り棚を設けたことで、お気に入りをディスプレーして収納することも可能です。
住み手の思いをカタチにするため、既製品だけに頼らず、素材を厳選し作り付けを用意するのも同社流。H邸では、洗面台や玄関周りなどでオリジナリティーが発揮されています。中でも玄関ホールの造りは、ご夫婦も絶賛。完成見学会を行った際も来場者に好評だったそうです。日常を彩る空間やデザインを盛り込むことで、わが家でより楽しい時間を過ごしていく。Hさん家族の笑顔が想像できる、こだわりの住まいが完成しました。

青空と暮らす ソラマドの家

島之内エリアの分譲地「ガーデンコートKURAKAKE」に、空に向かって開いた窓が印象的なソラマドモデルが誕生。木材をふんだんに使っているので、思わず深呼吸したくなります。玄関横に造ったインナーガレージは、雨の日でもぬれずに室内に入ることができ、車から玄関までの近さも魅力。玄関に入ると、デザイン性の高いらせん階段に目を奪われます。
吹き抜けを採用した玄関ホールは、格子戸付きの壁がリビングとの仕切り役。リビングと2階は、吹き抜けでつながっており、家族がどこに居ても互いの気配を感じることができるよう配慮されています。また、家の中心に置かれたコの字型のオリジナルキッチンは、カウンターに座る家族と目線が合うよう、一段下がりに。広めのカウンターは、奥様が料理をする傍らで、子供たちの勉強などに利用できそうです。
2階の子供部屋は、仕切りのないオープンな空間。家族の成長に合わせたカスタマイズも可能で、アウトドアが楽しめそうな広いウッドデッキも備わっています。遊び心を取り入れた今回のモデルハウスで、家族の未来を想像してみてはいかがでしょう。

平屋なのに大空間がすごい 快適の真価をここで体感

デザインの温もりは、木を使いこなすことで生まれるのでしょうか。外観の木壁の意匠はこれまで目にしたことのない個性を放ち、窓を縁取る木製のモールディングと相まって、凛とした風情を醸しています。室内では、吹き抜けの天井にアクセントを与える木リブが印象的。南面の広いガラス窓の光を受け、まるで遠近法を使ったような広がりを生みました。和室の天井で採用したのは、スッキリと美しい柾目のスギです。宮崎環境設計(アイ・ホームグループ)が施工したこのモデルハウスでは、住まい全体から木の表情を大切にした世界観を感じ取れます。
もちろん、同社がこだわる高レベルな住宅性能にも注力。上質な空気を供給するヘルスエアシステムは、オールシーズンで全館空調機能と全館空清機能を合わせ持つ画期的な工法です。木を活かした空間との相乗効果で、身体にも心にも優しい住環境を実現。災害時に備えた蓄電池や電気自動車用Ⅴ2H、造作ワインセラー付きの食品貯蔵庫も用意されています。「平屋の中で手の届く、ドリームプラン。ご予算的にも参考になりますよ」とのこと。同社らしい魅力を満載した、提案型のモデルハウスです。

新たな風に出会う 春夏秋冬心地いいスタイル

「試しに泊まってみたら、価値観がまったく変わってしまった」。そんな人たちが選んだのは、クリーン不動産が提案する、オールシーズン全館空調タイプの住まいです。
「快適な一日が百年続く家づくり」を信条に掲げる同社。モデルハウスに行けば体感できると聞き、訪れてみました。冬の都城市の寒さは、宮崎市内と比べると「上着一枚は違う」とのこと。しかし玄関を開けた瞬間から、心地よい暖かさが体全体を包みます。LDKから洗面、トイレまですべてが暖か。これは体験すればこその満足感です。オーナーたちから「快適に暮らしています」という報告が多く寄せられているという話もうなずけます。
住み手が心地いい暮らしを紡げるのも、トリプルサッシに代表される、高断熱を実現しているから。冷暖房に要するエネルギーコストは、通年の全館空調にもかかわらず、年間なんと3万円程度。目に見えるデザインや使い勝手のよさはもちろん、住宅性能にもこだわりを持つ同社のプランは要チェックです。まずは宿泊体験をしてみましょう。五感が喜ぶ選択に、快適なわが家が待っているのかもしれません。

快適!年中家中、全館空調、新基準! 宮崎「海・里山の家」で体験宿泊

平屋が人気を集める中、2階建てはかえって新鮮。敷地にゆとりが生まれ、駐車場や青空リビングでBBQパーティーも楽しめます。立体的な内部空間は吹き抜けがあってこそ。暮らしを俯瞰できる2階からの眺めは、平屋にはありません。それに福祉先進国の北欧では1階に寝室のない設計は建設許可にはならないそうです。これからの暮らしのイメージが広がっていきます。
加えて同社では、目に見えない部分にも大切なポイントを盛り込み、住宅の価値を高めています。同モデルハウスで、オーナーの声を集めたパンフレットを見つけました。
「入居して一年、冬も夏も寝室の掛け布団は一枚。冬暖かく、夏涼しいのに慣れてしまうと、もうそれまでの暮らしには戻れません」とのこと。
同社が提案する住まいは一年を通じて全館空調なのに、エアコンの年間電気代は3万円程度という意見にも驚きました。しかも、太陽光発電との組み合わせで、電気代はゼロどころかプラス入金の可能性も! 内覧はもちろん、体験宿泊も可能。
ぜひ大切な人と一緒に、快適な時間を過ごしてみてください。

天然木の持ち味を引き出して 暮らしを彩るアクセントに

「協栄のモデルハウスを見て、木の使い方や雰囲気に魅せられました」と、リビングの大きな梁を見上げるご主人。林業関係の仕事に就いていることもあり、〝木使い〟にはこだわりを持っているようです。そんなご主人と奥様が「満足いく造り」と話すK邸は、宮崎県産のスギを中心に、構造材はもちろん、空間のフォーカルポイントとなる意匠としても随所に使われているのが特長。吟味を重ねてたどり着いた素材やデザインは、日常生活の中の彩りになる一方で、来客の目を楽しませるおもてなしにもつながっています。
現在は、家業を手伝う息子さんとの3人暮らし。子育ても終わっているため、プライバシーに配慮して個室にもゆとりを持たせています。「でもいつの間にかみんなリビングに居るんですよ」と笑う奥様。勾配天井の吹き抜けが生むおおらかな開放感を目の当たりにすると、集まってしまう気持ちも納得です。K邸は一族の本家でもあるため、仏壇を置く和室はあえて独立させて応接室としても使える造りに。また、作業場兼車庫と住まいとの動線をスムーズにするなど、ライフスタイルに応じた間取りにも配慮しています。

気密性と耐震性に優れ 大屋根が魅力的な住まい

「キッチンからどこでも見渡せて、家族の存在を感じられる家にしたかった」と語るIさん。太陽光発電や高耐震住宅にも力を入れ、地元の工務店で相談しやすいと評判の岩切建設に家づくりをお願いしました。
先々を考えると平屋か2階建てかで迷いましたが、子どもが巣立った後、2階は利用頻度が低くなってもいいようにと、子供部屋だけでまとめ、1階にキッチンや夫婦の寝室を置くことにしました。2階に続く階段はリビングにあるので、子どもが成長しても家族は必ず1階で顔を合わせることができます。キッチンは、希望通り家の中心。キッチンから和室やリビング、ダイニング、脱衣所まで見渡せるため、子どもがどこにいても目が届きます。また、水回りはキッチンを中心に回遊できる動線。行き止まりなく移動ができ、スムーズな家事を実現します。
「洗面の鏡を大きくして、脱衣所を室内干しスペースが取れるぐらい広くしたいとお願いしました。朝の準備や洗濯などがしやすいです」と、使い勝手も大満足。居心地がよく、自然と家族が集まる理想通りの家に、笑顔の絶えないIさんでした。

木の温もりに満ちた わが家で紡ぐ優しい時間

天然木ならではの優しい質感をそこかしこで感受できるA邸。玄関や雨戸の格子デザインをはじめ、吹き抜け部分に柱をチラリと現すことで、ほのかに〝和〟の風情を醸し出しています。そもそも谷口工務店に白羽の矢を立てたきっかけが、「墨付け手加工をしていたから」というご主人。伝統的な造りや職人の手仕事への興味とともに、落ち着きのある暮らしをかなえたいという思いもあったようです。
当初は大きめの間取りを考えていたAさん。しかし完成したのは、最小限の部屋数に絞ったミニマルな住まいでした。2階部分は子供部屋と収納だけと割り切り、1階で生活を完結できる平屋スタイルに。和室が主寝室を兼ねるため、全体のサイズも抑えられています。部屋数を減らした分は内容に還元。閉めたまま風や光を通す木製雨戸や塗り壁の外壁など、意匠の魅力だけでなく、パッシブやランニングコストにつながる賢い選択と言えます。
同社が提案するのは、流行にとらわれず大切に住み継げる住まい。細部まで思いの込められたA邸も、年月を重ね、家族の成長とともに愛着が増す〝わが家〟になっていくことでしょう。

家族の暮らしやすさに アプローチした間取り

N邸は、ゆとりのある敷地を活かし、日当たりのいい南面をめいっぱい使ってLDKを配置しています。来客をもてなす機会も多いことから、生活感を出さないよう、水回りや階段はホールを隔てて外から見えない造りで急な来客にも対応できます。さらに、クローゼットや階段下といった隠す収納を随所に設置。主寝室に備わる大容量のウォークインクローゼットは、布団や衣類などを1カ所に収納できるので、衣替えなどの手間が省けます。奥様要望の間取りは、スッキリとした住空間をかなえるのはもちろん、家事の時短にもつながっていきそうです。
間仕切りの無いLDKは、照明をダウンライトで統一。室内がシンプルな分、大きな窓から続くデッキや庭の風景がだんらんのエッセンスに。庭の一部に敷設した人工芝エリアは、子どもが安心して遊べるスペースとしても活躍します。家族が集う空間を充実させる一方で、個々の生活スタイルを尊重した間取りにも注力。仕事上、時間が不規則なご主人の要望で、家族を起こさないよう、玄関に直結した書斎を設けました。互いを思いやりながら、暮らしを楽しめる住まいです。

自分たちらしく日々を楽しむ コートハウスという選択

目の前に交通量のある道路が通るE邸。仕事で使う大型車が入る駐車場を確保するため、敷地の奥に住宅を配置しています。それでも存在感を放つのは、迫間産業が得意とする洗練されたデザインと「大きく見せる」工夫が凝らされているから。実はE邸、延床面積は約34坪。しかし、見た目も内部空間も数値以上の大きさを体感できます。理由は変化を付けたファサードのデザインと、回遊動線にありました。加えて、中心に据えた中庭と室内とのつながりも、伸びやかな雰囲気とゆとりを印象づける要素の一つです。
基本的な間取りは奥様がアプリを使って提案。共働きで子どもがまだ幼いことから、家事動線を意識したと言います。行き止まりがなく、動きやすさは抜群。来客時などは引き戸の開閉で、プライベートスペースを通らない動線も可能です。天然木やモルタルなどを駆使した内装は、同社のコーディネーターと打ち合わせ、造作も含めて細部までこだわりが満載。奥様自ら、色を調合してペイントしたものもあるそう。二人が思い描いた「アウトドアが似合う、かわいくてカッコいい家」で、笑顔の毎日を過ごしています。

快適システム&遊び心で彩る 健康に楽しく暮らせる住まい

「住む人も家も健康になる住まい」をコンセプトにしている清栄建設。今回誕生したモデルハウスでは、すべての部屋で快適な温湿度と空気のきれいさを体感することができます。
それは、エアコン1台で一年中ずっと快適が続く健康空気循環システム「ファースの家」だから。外気温が1℃の日、モデルハウスの中は全部屋が23~25℃。窓を開けて外気を入れた直後でも温度が下がることなく、温かく過ごしやすい室内環境を維持します。さらに、床下に調湿空気清浄剤を設置してあるため、湿気が多い日は吸湿し、乾燥したときは水分を放出。カビの心配もなく、ホルムアルデヒドやたばこの臭いなども分解してくれるので、一年中快適が続くという訳なんです。
「家造りが大好き」という社長の清水賢一郎さんは、暮らしが楽しくなる住まいづくりを大切にしている人。「住む人をどうやってワクワクさせようか」と、これまでもボルダリングのできる家などを提案してきました。今回のモデルハウスには、遊び場や勉強コーナーにもなるフリースペースをデザイン。健康で楽しく暮らせるアイデアを現地でご確認ください。

木の温もりと自然の恩恵が 心地よい時間を提供

住まいづくりを進める上で欠かせないのが予算のやりくりです。Aさんご夫妻は事前にファイナンシャルプランナーへ相談。その時、いくつか紹介を受けたビルダーの中にバリア・フリー工房がありました。実は次のページで紹介するT邸に見学へ行き、心地よさに一目惚れしたのだとか。「たっぷり使われた木が印象的。目でも質感でも温もりが伝わり、夫もすごく気に入っていました」と、笑顔を見せる奥様。同社では、音響熟成された飫肥杉をメインに漆喰の塗り壁で仕上げるのがスタンダードです。心身に負担を掛けない、自然素材で造る住空間に、ご夫婦が癒されたのもうなずけます。
間取りでは、広く取れる南面にLDKと和室を並べ、太陽の恵みをたっぷりと。冬は奥まで日光が差し込み、夏の強い日差しは深い軒でカット。太陽の軌道を考慮しながら、自然の光・風を上手に活用する設計も同社の魅力と言えるでしょう。また、階段を中心にして、くるりと回遊できる動線も便利です。水回りと主寝室の間に配置したクローゼットをウォークスルーにすることで、プライベート空間だけの行き来も可。生活しやすさにつなげています。

自然と人とつながりながら 穏やかな時間を大切に暮らす

側道の向こうに段々畑が広がり、四季折々の風景を見せてくれるロケーション。M邸には、そんなのどかな環境と自然の光と風がさり気なく取り込まれています。特に印象に残るのは、幅約6mにわたって開口するリビング・ダイニング。庭へ続くウッドデッキは、内部空間の開放感や、暮らしの楽しみを生み出す役割も。裏付けたのは「子供たちはテレビ以外の楽しみが増えたみたい」という奥様の言葉でした。思いがけない効果に驚きつつも、家の内外で遊びを探して夢中になる姿を頼もしく感じているようです。

 

収納力にこだわったキッチンは、M邸オリジナルデザイン。作業スペースをゆったり確保しているのは、将来子供たちと一緒に料理を作りたいからなんだそう。水回りをまとめ、時短がかなう家事動線にも注力しています。もちろん、ウッドデザインらしい〝木づかい〟もあちこちに。例えば、キッチンには落ち着いた木目が際立つオーク材を使い、リビングのアクセントウォールはレッドシダー材の色味でグラデーションを付けるなど。多様な木の魅力が備わるM邸では、今日もおおらかな時間が紡がれていきます。

わがままがそのまま理想の家に! 好きな物に囲まれる暮らし

「リビングは広く!ウォークインクローゼットはショップ風に!子供部屋にはロフトを設けてベッドスペースに!など、とにかく私たちの要望をかなえてもらいたかった」と語るIさんご夫妻。打ち合わせの段階から「こんな風にしたい」という考えを言葉や画像などで伝えながら、二人の思いをカタチにする作業を進めていきました。

 

勾配天井で高さを持たせたLDKは広々とした開放感があります。あえてダイニングテーブルを置かず、キッチンにカウンターを設けることで、より広く使えるリビング空間に。リビング横の小上がりの和室は、引き戸で仕切ることもでき、家族団らんのスペースだけでなく、来客用の客室にもなります。LDKに面したウッドデッキスペースは、主寝室からも行き来が可能。これからBBQをするのがもっぱらの楽しみだとか。
多数あったご主人の要望の一つは、大切な服や身の回り品を飾る場所。ウォークインクロゼットやシューズクロークをオープン収納にし、「見せる」ことにもこだわりました。好きなものに愛着を持ち、それを大切にしている夫婦の思いを実現したI邸。これからも、この空間でステキな暮らしが続くことでしょう。

広がりを感じるリビングに 笑顔が集うもてなしの家

平屋建てのゆったりとした造りのA邸は、住む人が暮らしやすいのはもちろん、訪れる人も温かく迎え入れてくれるおもてなしの住まいです。「木の温もりを感じられるナチュラルな雰囲気と、広くて居心地の良いリビングが気に入っています」と奥様。友人たちとホームパーティーを楽しむリビングは、和室やデッキテラスともつながる開放的な空間になりました。

 

そんなリビングを見渡せるキッチンには、手元が隠れるカウンター付を設置。これなら、ゲストとの会話を楽しみながらさりげなく料理を出すことができそうです。また、ゴミ箱も置ける大容量のパントリーをキッチン横に用意して生活感を上手に隠しています。リビングと子供部屋は廊下を隔てた配置に。家族の寝室やユーティリティーもキッチン背面にまとめるなど、ゲストが気兼ねなくくつろげるよう、家族のプライベートスペースとパブリックスペースは明確に分けられています。
主寝室から洗面脱衣室へオープンクロークを通って回遊できる間取りは、朝の身支度にも便利なのだそう。水回りからサンルームへの移動距離も少ないので、普段の家事動線もスムーズです。

ナチュラルな木の質感漂う 心地よく経済的で高性能な住まい

リビングの窓から自然林が広がる住まい。スギの天井とナチュラルな床とが相まって、まるで自然の中で暮らしているような心地よさです。吉野建設が手掛けたこの家は、心地よさに暮らしやすさもプラスされました。
ポイントは回遊性のある間取り。奥様の要望で浴室・洗面室とランドリー、サンルームを一直線にまとめ、隣にウォークスルー型のクローゼットを配置しています。キッチン、リビング、洗面室から出入りができ、玄関ホールへと通り抜けが可能なため、外出先からそのままクローゼットを通ることで、洗面室、リビングへと行くことができるのです。また、収納を各部屋に設け、生活感が表に出ないようにしている点もポイント。目に見える部分と片付ける部分が分けられるので家中いつでもスッキリ。急な来客時も安心です。

 

暮らしやすさを性能面でもしっかりとサポートしている同社は、断熱と耐震に最高等級を採用。ZEH基準を大きく上回る断熱性と耐震性能等級3に制震構造をプラスした技術で家族に快適と安心を届けます。これに換気まで整った理想の家。ランニングコストも抑えられる夢の住まいと言えそうです。

住まう人が主役になる シンプルで機能的な住空間

黒×木目が印象的な、シンプルモダンの外観に目を奪われるM邸。「自分たちらしさを大切にしたくて」と話すご夫婦が選んだのは、江口工務店が取り組んでいるBDAC=Style(ビーダックスタイル)でした。これは登録建築家が設計を行い、地元ビルダーによる施工でデザイナーズ住宅を実現するもの。施主が指名した建築家と直接打ち合わせをして、個々の要望やニーズを盛り込んだプランを提案してもらえるのも大きな魅力です。「空間のところどころに建築家のこだわりも。ほかにはない個性があるのもいいですね」。

 

間取りの中心はLDK。隣接するウッドデッキには深い軒がかかり、リビングやダイニングの延長として使用できます。さらに和室とつなぐ外動線にもなっていて、半屋外を含めた大きな空間として活用することが可能です。自然の光と風を招き入れる窓のバランスもオリジナリティー豊か。実は意外とコンパクトなLDKなのですが、ダイナミックな勾配天井と相まって、心地いい開放感を得られます。水回りやプライベートゾーンは奥に集約。ご主人がゆっくりくつろげる寝室やスムーズな洗濯動線という要望もかなえました。

カッコいいだけではない ホッと落ち着くくつろぎの家

「一目見て、ここだと思いました」と話すご夫妻。いくつもの住宅会社を見て回り、プランも書いてもらっている中での出会いでした。n+K ArchitectStudioの完成見学会に行ったとき、「この会社で建てたい」と思ったと言います。ご夫妻が思い描いている住まいの要望を伝えて、でき上がってきたプランはどれもが理想通り。「すてきな提案も盛り込まれた内容に感激しました」と当時を振り返ります。

 

M邸は、木と黒をベースにしたリビングに吹き抜けのある大人カッコいい住まい。キッチンと洗面室はタイル張りにし、ご夫妻が要望したアイアンを階段やリビング、ダイニングに取り入れました。1階部分はカッコよさの中にも温もり感が漂う空間が広がっていて、まるでモデルハウスのようです。
2階には、ホールと子供部屋を設け、開放的な空間で子供たちが勉強したり遊んだりできるようにとオリジナルの机を造り付けました。2階のすべてのフロアをカーペットの床にしてあるため、いつでもゴロンと横になって寝転んだりできます。あらゆる所におしゃれ感が行き届いたM邸は、一目ぼれが実現した住まいと言えそうです。

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