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メリハリを付けた住空間で 思い描く暮らしをかなえる
ご夫婦+子供たちとの暮らしが始まるM邸。永倉建設の担当者いわく、「ほっこりした感じのご家族」なんだとか。奥様のお気に入りをちりばめた北欧風のインテリアからも、その温かな雰囲気が伝わってきます。当初からわが家に対する具体的なイメージがあり、間取りにも要望をたっぷりと。
中でも特長的なのが、LDKの中心に配置されたロフトスペース。一見すると圧迫感がありそうですが、細長いデザインの上、天井も高いので違和感はありません。むしろワンフロアが適度にゾーニングされ、それぞれが落ち着ける空間になりました。ロフトスペースの下は収納室。リビングと玄関ホールの両側から使える造りで、利便性も良さそうです。
また、空間の大きさにメリハリを付けている点も注目したいところ。主寝室や子供部屋は小さく抑え、その分をリビングや脱衣室などに還元しています。開放感があって多目的に使えるLDKはみんなが自然と集まるし、収納も室内干しも可能な広い脱衣室は家事の時短に貢献。ご夫婦が思い描いた、「家族がいつも居心地のいい住まい」での時間が動き出します。
M様邸は間取りや内装、断熱性能に至るまで細かな要望を実現。枠決めした床面積の中で広く取る空間、小さくてもいい空間の強弱を付けています。個室をコンパクトにしたり、洗面台を独立させて多目的にしたり。省スペースを図る一方で共有スペースはぜいたくに。家族もゲストも心地よく過ごせるような配慮が感じられる住まいです。