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この上なく洗練された、粋なカフェに居るような住まい
広い庭の中に建つ、ボックス型の平屋。そこには、サーフボードが立て掛けてあり、南国のリゾート地を思わせるインダストリアルな雰囲気が漂っています。外観は横長のシンプルでスタイリッシュな装い。家の中に進むと、外観とは逆に飾り付けなど細部までこだわったおしゃれな空間にいざなわれます。
「狭くても広く感じるような開放感があり、カフェっぽい雰囲気」がNさんの希望。その思いにどう応えるか。岩切建設が出した答えは、リビング・ダイニングと、デッキ、広々とした庭を一体にした間取りです。大きな窓を取り入れデッキとリビング・ダイニングをつなぎ、その向こうに庭が広がる。そうすることで庭までが家のような感覚になるのです。また、扉をガラス戸にして扉の向こうを可視化する工夫も。閉塞感がなくなり、より広がりを感じることができます。
色にもこだわりました。基本的にリビング・ダイニング、キッチンは白と黒に統一。そこに、アイアンを合わせたり、ウッディな棚を付けたりすることで部屋がスタイリッシュに輝きます。「この家に住むようになって器や衣類、選ぶ食材までオシャレに変わった」と話すNさん。住む家で暮らしまでが上質で豊かになりました。夜はライトアップされたデッキで自然の風を感じながらくつろぐひとときは一日の疲れをスーッと癒してくれます。
「限られたスペースでも広さを感じられる住まい」をコンセプトに、プランニングしました。壁の一部をガラス戸にして、先を見通せることで行き止まり感がなく広さを演出。また、リビングに設けた大きな窓により、庭への奥行きが出て開放感を感じることができます。キッチンから洗面室、寝室、子供部屋へ行ける動線もおしゃれにこだわった空間に仕上げました。